「寄り道」って楽しい。 僕は、2ヶ月に1回は仕事の都合で日本に帰る。 通常は、台湾や上海を経由もしくは、直行便の飛行機で帰ることにしている。 でも、ふと、「寄り道」がしたくなった。 そこで考えたのが、バンコク〜日本へ、飛行機を使わない最短ルートで帰るという「寄り道」ルート。 僕の考える最短ルートは、バンコク→ビエンチャン→ハノイ→広州→上海→大阪というルートだ。 僕の見積もりによるとバンコク→上海まで4泊、上海からフェリーで大阪まで2泊、合計6泊7日でバンコクから日本まで飛行機を使わずに行くことができる。 妻にこのことを話すと、「もう年なんだから24時間バスはやめときな」と諭された。 それで、バンコク→ハノイは飛行機で飛ぶことになった。
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行程
1月14日
7:00 バンコク→ハノイ(エアアジア) ハノイ8:40頃着 空港からハノイ市内のバス停へタクシーで移動

10:30 ハノイ→友誼関 14:00到着






14:20頃 国境通過終了 中国時間15:20に1時間時計を進める。

友誼関→憑祥 タクシーで移動。 15:50頃 バスターミナル到着


チケット購入後、遅い昼食件夕食を食べ、 マッサージを1時間程して18:00頃バス停に戻る



19:00 憑祥のバス停出発 → 広州 翌朝7:00着

1月15日
朝食を広州バスターミナル近くで食べた後、広州駅へタクシーで移動。 広州駅で11:10発上海南行きの夜行列車のチケットを購入。



電車は、1時間50分の遅延のため13:00発となった。 13:00 広州→上海南 翌日14:00着



1月16日
上海南駅から地下鉄1号線で人民広場に行き、人民広場近くのユースホステルに行く。

1月19日
上海で3泊した後、1月19日出発のフェリーに乗船
12:15 上海港 → 大阪南港 1月21日 着
かかったお金
バンコク→ハノイ エアアジア(9900円) ハノイ→市内バス停 タクシー 33万ドン(1650円) ハノイ→友誼関 10人乗りのバン 13万ドン(650円) 友誼関バス停→ボーダー 電気自動車 1万ドン(50円) 友誼関ボーダー(中国側)→ 憑ちゃんバスターミナル タクシー 40元(600円) 憑ちゃん→広州 寝台バス 250元(3750円) 広州バスターミナル→広州駅 タクシー 21元(315円) 広州駅→上海南 367元(5505円) 上海南→人民広場 6元(90円) 人民広場→上海港 27元(405円) 上海→大阪南港 2万円 + 150元(2250円) + 30元(450円) 宿泊費 上海3泊 55元×3 = 165元(2475円) 車中2泊、船中2泊、宿3泊という寄り道旅となった。 あくまでも出張なので、バックパックではなく、スーツケースを引き吊りながらの旅となった。 スーツケースは、ガラガラ引けるし、荷物の収まりもいい(列車の座席の下にすっぽり入った)こともあって、案外スーツケース使っての旅もいいもんだと再認識した。 上海〜大阪の船に乗るのは12年ぶりだったが、非常に快適だった。 僕は、この船の旅は、移動ではなく、クルーズだと思っている。 酒のつまみやおやつをたらふく持ち込み、ゲームや本、ビデオをあらかじめ用意して過ごす。船は思ったより揺れず、非常に快適だった。 洋室の2等寝台も寝台車なんかに比べ広くて快適だし、電源も確保できるので、PCも使っていられる。 今の時代、飛行機の方が運賃は安いかもしれないが、僕はこれからも使い続けたいと思っている。 帰りの便(大阪→上海)は、1年オープンチケットですでに購入済みなので、1年以内に必ずまた船に乗船するだろう。 次回は、船で会った昆明在住の日本人のおじさんに会いに、大阪→上海→昆明→ラオス→バンコク という陸路で戻りたいと思う。 あとフェリーに乗る際の注意だけど、日本側での荷物チェックは、念入りに行われるのでくれぐれも肉類・果物・DVDなんかを中国で買ってもってこないように!!